文法

日本語と英語で”Yes” と “No” の答え方が逆になる理由

こんにちは、今日もロンドンで自宅待機中のSayakaです。

今回は Yes と No を使った質問への答え方です。

 

何かを聞かれた時に肯定してyes、否定してnoを使いますが、

日本語と同じ感覚で答えると相手を混乱させてしまいます。

私がカナダで住んでいた家の大家さんは何年にも渡って日本人を受け入れている人だったのですが、一度「どうして日本人はたまにyesとnoを逆に答えるの?」と言われ、理由を説明したことがあります。

OK! That explains!!(なるほど!)と納得の様子だったのでシェアします。

 

YesとNoが逆になるとは?

「yesとnoが逆になる」とは、どんな状況か説明します。

例えば

Do you like sushi?
お寿司は好き?

好きならYes, I do.  嫌いならNo, I don’t.
みなさんご存知の通りです。

では、これはどうでしょう。

 

 

Don’t you like sushi?
お寿司は好きじゃないのですか?

 

これも好きなら Yes, I do. 嫌いならNo, I don’t.

一緒の答え方です!

 

ではこれはどうですか。

You don’t like sushi, do you?
(お寿司は好きじゃないんですよね?)

 

 

 

 

これも好きなら Yes, I do. 嫌いならNo, I don’t.

全く一緒です!

 

 

3パターンの質問文を書きましたが、英語では嫌いと答える時に全て “No”になります。

 

もし日本語で「お寿司好きじゃないの?」と聞かれたら「うん、好きじゃないんだ。」と

うん=Yes と答えます。

 

「嫌い」と同じことを答えるのに、日本語ではYesを使い、英語ではNoを使っています

 

「これが日本語と英語でYesとNoが逆になる(ことがたまにある)」ということです。

 

日本語と英語では肯定するポイントが違う

どうして日本語と英語では逆になるのでしょう。

日本語は質問者の聞き方に対して「そうだよ」「そうじゃないよ」と返事をします。

 

一方、英語は聞き方は関係なく
内容一発勝負です。

好きならYes!嫌いならNo!

 

日本語は相手の聞き方に合わせて答えが変わります。

 

「お寿司は好き?」と聞かれ、好きな場合。

はい、そうです。あなたの言っている通りです。私はお寿司が好きです。」

 

「お寿司は好きじゃないの?」と聞かれ、好きな場合。

いえ、違います。あなたの言っていることは間違いです。私はお寿司が好きです。」

 

「お寿司は好きじゃないの?」と聞かれ、嫌いな場合。

はい、そうです。あなたの言っている通りです。私はお寿司が好きではありません。」

 

相手の聞き方に対して「はい、そうです」
→Yesです。

「いえ、違います」
→ Noです。

 

対して、英語はどんな聞かれ方をしても、その内容にYesかNoと答えます。

 

好きじゃないの?と聞かれた時に

どうしても日本語のくせで「そんなことは無いよ(No)、好きだよ!」の感覚でNoと言ってしまうのです。

でも英語では内容しか気にしていないので 「No=I don’t like (お寿司は嫌い)」ということになります。

No! I like sushi!と答えると

日本人の頭の中では「そんなことは無いよ!お寿司好きだよ」ですが

英語では「嫌いだよ!お寿司好きだよ!」になります。

 

どっちやねん!!

 

相手は混乱するので聞き返してきます。

What? Do you like it or not?
(え?好きなの?嫌いなの?)

I like it.(好きだよ)

相手はなんでさっき嫌いって言ったんだろう?と思うことでしょう。

私たちはこのように英語話者を混乱に陥れてきました。

 

英語の場合、聞き方はどうでもいいです。

上に出した3つの質問文は全て
お寿司が好きなのかどうか」を聞いているだけです。

なので

英語は内容だけを気にする!!

と覚えておきましょう。

 

最初のうちはもう絶対に間違えます。

英語圏で生活して数年経っても、複雑なことを話していたらたまに間違えます。笑

次は誤解を与えないための方法です。

誤解されない答え方&間違えた時のごまかし方

なんとなくわかったけど、でも話してる最中だったらわからなくなっちゃう!!

という人はYesもNoも使わずに文章のみで言えば良いと思います。

You don’t like sushi?
(お寿司好きじゃないの?)

I like it! (好きだよ!)の一言で、誤解も混乱もなく伝わります。

他には

You don’t believe me, do you?
(私のこと信じてないでしょ?)

I believe you!
(信じてるよ!)

ここで間違えてNoなんて言うと人間関係にヒビが入ります。

 

もう一つ。

Aren’t you tired?
(疲れてないの?)

I’m tired.
(疲れた。)

 

YesとNoを使って間違えるなら言わなくてもいいんじゃないかな?と思います。

 

とは言っても、条件反射でYesとNoを言ってしまいますよね…。

You don’t like sushi?
(お寿司好きじゃないの?)

好きなのに間違えてNoと言ったら、 “I mean” と言いましょう。

I mean は自分の発言を取り消したり、情報をつけ加える時に使います。

No! I mean… I like it!
(嫌い!じゃなくて…好き!)

「嫌い!好きだよ!」と言うよりはマシです。

 

I mean はネイティブスピーカーも使います。

‘Yes! I mean, No!!’などよく聞きます。

 

・日本語は質問者の聞き方にYes か Noで返事をする!

・英語は内容にYes か Noで返事をする!

・間違えたら I mean で仕切り直し!

 

「なるほど、わかった!」と思ってくれた人がいることを期待して、今回はここまでにします。

では、また!

 

例文にsushiばっかり使ったからお寿司が食べたい…。

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ABOUT ME
sayaka
sayaka
英ロンドン在住(YMS), ホテル フロント→バリスタに転職/《経歴》カナダ バンクーバーでホスピタリティーを勉強→ カナダ ケロウナでワーホリ(ホテルとカフェ,100%英語環境)《やって良かったこと》 好きな気持ちと執念で英語を話せるようになってから海外へ行ったこと→カナダのケロウナでは100%英語の環境を作り上げ、もうやりきった...と帰国。 ネイティブスピーカーとの仕事や生活の中から得たことを、英語や海外生活に興味のある人の役に立てたいと思います。