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海外のホテルでチェックイン!クレジットカードが必須な理由

今回は海外のホテルでのチェックインについてです。

私は日本、カナダ、イギリスと3ヶ国でホテルのフロントで仕事をしているので、日本と違うところを書こうと思いました。

働いている視点からチェックインに関して書いてみます!

海外旅行に慣れている人ならご存知だと思いますが、海外のホテルではクレジットカードが必須です。日本では部屋代が前払いの時は何も言いませんし、現金で払う時もわざわざカードを出してとは言いません。

ただし海外のホテルでチェックインをする時に「クレジットカードを出して」と言われることがたくさんあります。その理由を説明します。

 

まずチェックインするためにフロントに行きましょう。

荷物を持って近づいたらチェックインだとわかるので

フロントの方からHi! Are you checking in? などと声をかけるはずです。

自分から言う場合はcheck in please. で大丈夫です。

 

チェックインで聞く英語

チェックインをする時に旅行会社の旅程表などがある場合はそれを出してもいいです。(正直に言うとホテル側からすると特に必要ありません笑)

予約者の名前がわかればなんでも良いです!
パスポートの提示を求められることもあるので出す準備をしておくと良いと思います。

まずは名前を聞かれます。

・May (Could) I have your name please?
・What’s your last name? …and first name?

・Could you spell that for me please?
スペルを教えていいただけますか?

・Could I show your passport?
パスポート見せていただけますか?

・Do you have a reservation under your name?
あなたの名前で予約してありますか?

自分ではなくて違う人の名前(一緒に泊まる別の人)で予約している場合がありますよね。その場合、ホテルの端末の中で見つからない場合があるので上のように聞かれます。

under〜 〜の名前で

チェックインの時にI have a reservation under Yamada.(ヤマダで予約してあります)とも言えます。

・Could you fill out this form?
こちらに記入をお願いします。

fill out 記入する

 

予約が見つかったら泊数、人数、部屋タイプ、朝食の有無などを確認します。

you are staying with us for two nights, for two people and breakfast is included.
(2泊、2名、朝食込みですね)

included 含まれている

complimentary 無料の

ホテルによって朝食や駐車場が無料の場合があります。

その際は complimentary breakfast や complimentary parking です。

 

クレジットカードを求められる理由

そのあと I need your credit card please. (クレジットカードお願いします)

ここで疑問に思う人がいると思います。特に旅行会社などを通して部屋代をすでに払っている場合…。

「え、もう部屋代は払ってあるよ?なんでカードが必要なの?またお金取られるの?でもカード出せって言ってるし…」

 

焦らないでください。説明します!

 

これは「お金の取り漏れを防ぐため」です。

 

チェックアウト時の支払いにすると黙ってホテルを出て行く人もいるので、最初にカードの情報をもらい後で何が起きても請求できるようにしておきます。

たとえ部屋代は前払いだったとしても、滞在中のレストラン費用を「部屋付にして」と言って食い逃げする人もいるかもしれませんし、部屋の備品を壊して黙って出て行く人もいるかもしれないので部屋代を払ったかどうかに関わらずカードの提示を求めます。

日本では泊まる人のことを信じてチェックアウト時の清算をすることもありますが海外では違います。

 

そしてこんな言葉が聞こえてくるはずです。

・I need your credit card for deposit.
depositのためにクレジットカードをお願いします)

・I know you already paid but it’s for incidental.
(支払い済みなのはわかっておりますが、incidentalのためです)

・It’s just pre-authorization.
(単なるpre-authorizationです)

 

この場面で出てくる英語と意味をまとめました。

 

deposit デポジット

deposit は保証金のことです。

もし部屋にある備品にダメージを与えた場合や、禁煙の部屋なのにタバコを吸った場合などにチャージされます。

クレジットカードを持っていない場合は現金でデポジットを預けるように言われます。人質をとっておけば悪さはできないだろう…ということです。

悪いことをしても食い逃げをしてもカードの情報さえあれば請求できます。

incidental インシデンタル

もしくはincidental インシデンタルという言葉を聞くかもしれません。

incidental は雑費のことです。

“部屋代以外に、レストランやバーなどで何かを購入した時など費用が発生した時のために、カードの情報を預かります”という理由でカードの提示を求めています。
(必ずそのカードで支払いをしなくてはいけない訳ではなく、現金で払うことも可能です。その際はもちろんカードにチャージはされません)

だいたいは、”deposit”か”incidental”のためにカードを出してと言うはずです。

何も使わなければもちろん請求されることはありません!!ただし、一時的にその分の金額を抑えらるので限度額には少し余裕を持ってください。

 

pre-authorization プレ オーソライゼーション

もう一つ聞く可能性がある単語があります。

pre-authorization カードが本当に使えるのかどうか確かめるために、一時的に金額を抑えることです。

カードの番号を教えてもらっても、限度額を超えていて使えないものでは困ります。お金を請求した時にちゃんとカードに余裕があるか確認するだけで、実際に請求をする訳ではありません。

 

例えば、

仮にpre-authorizationで3万円を抑えます。”3万円”はカードの限度額の中で一時的に使っている状態になります。

例えば限度額が30万円のカードがあります。実際に使っているのが20万円だとして、ここで3万円をpre-authorizationすると、一時的に23万円使っていることになります。

なので仮に28万円まで使っているカードには3万円をpre-authorizationできません。28+3=31で限度額を超えてしまうからです。

もしここでdecline(承認不可)となるとそのカードに請求ができないということなので、違うカードがあるか聞かれます。海外旅行に行く時はカードの限度額に余裕を持つ、できれば2枚以上持っていくようにしましょう。

 

フロントの人がカードをスキャンしていたら、プレオーソライゼーションしてるんだなぁと思ってください。必ず目の前でやります。

 

カードに請求が可能だとわかっても実際にここでは請求はしません。あくまでも保留状態です。
ではいつ請求するのでしょう・・・。

 

部屋代は1日ごとに(夜勤の人が処理をした時に)清算され、その他諸々の費用はチェックアウト時に清算されます。

 

部屋代は前払いで滞在中には何もお金を使わなかった場合は
deposit(保証金)やincidental(雑費)のため一時的に抑えられていた金額はチェクアウト時に取り消されます。

まとめ!

ちょっとややこしいかもしれませんが、まとめです。

 

まとめ…

・デポジット(預かり金)のためにクレジットカードを出してくれと言われる

・そのカードに請求が可能か確認される(この時点で実際に請求はしない)

・部屋代が清算されるのは1日ごと

・部屋代以外がまとめて清算されるのはチェックアウト時

・部屋が前払い/滞在中にレストランなどを使っていない/部屋にダメージを与えていない場合は請求はなし(抑えていた金額は取り消し)

 

海外では当たり前なので詳しい説明もなく、よくわからないままクレジットカードを出していたかもしれませんがこういう理由です。

(当たり前なのでカナダで仕事を始めた時にも説明されず、それまで自分自身が海外のホテルに泊まったことがなかったのでよくわかりませんでした。腑に落ちないままお客さんに”Credit card please. It’s just for incidental.”と言ってましたが、全員納得していたのでそのままやりました。笑)

 

日本、カナダ、イギリス、それぞれ一つずつのホテルでしか働いていないので、国による違いなのか、ホテルによる違いなのか定かではないですが、それぞれで若干異なることがあります。

 

カナダのホテルでは必ずクレジットカードの提示を求めていました。

しかしイギリスのホテルでは求めないこともあります。
部屋代が前払いの時は、レストランやバーを使う時のためにクレジットカードを登録しますか?と聞いていて強制ではありません。

国の違いではなくてホテルの規模や使っているシステムの違いかもしれませんが。

 

カードのやりとりが終わればもうチェックインは終わったも同然です。朝食時間やWIFI、エレベーターの位置などを説明されて終わるはずです。

 

フロントのスタッフは毎日何回も同じことを説明するのでついみんな早口になっています。よく聞き取れなかった時や、わからなかった時は遠慮せずに聞き返してください!

 

ちなみにJCBは海外で使えるところは少ないです。

VISAやMaster、American Expressのどれかを持って行きましょう。

 

こちらはチェックインの時に知っておくと便利な英語やフロントで働いている側からのアドバイスを書いたので、旅行をする前にぜひ読んでください!

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sayaka
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英ロンドン在住(YMS), ホテル フロント→バリスタに転職/《経歴》カナダ バンクーバーでホスピタリティーを勉強→ カナダ ケロウナでワーホリ(ホテルとカフェ,100%英語環境)《やって良かったこと》 好きな気持ちと執念で英語を話せるようになってから海外へ行ったこと→カナダのケロウナでは100%英語の環境を作り上げ、もうやりきった...と帰国。 ネイティブスピーカーとの仕事や生活の中から得たことを、英語や海外生活に興味のある人の役に立てたいと思います。