映画

幻のトロールを探せ!『アナと雪の女王』の” Let It Go”できない、悲しいお話し

世界中で大ヒットしたディズニー映画『アナと雪の女王』
let it goの歌も含めて話題になりましたよね。

英語の原題はFrozenで、凍った王国と凍りついたエルサの心を示していると思います。

Frozenには雪だるまのオラフやトナカイのスヴェンなどが出てきましたが、トロール達は覚えていますか?
岩のようにゴロゴロ転がってくるやつです。エルサの力で傷ついたアナのことを助けました。

このトロールについての面白くてちょっと悲しい話を、イギリスのジャック・ホワイトホール(Jack Whitehall)というコメデイアン&俳優がトークショーで披露していたので紹介します!

“Let It Go” できない悲しい話し

グラハム・ノートン・ショーと言うイギリスのトーク番組があります。この番組の司会者がグラハム・ノートンという方で、ゲストにいろいろな話しを聞きます。

イギリス版、徹子の部屋です。

この日のゲストは、ジャック・ホワイトホール(今回の主役!)、ユアン・マクレガー(イギリスの俳優)、F1レーサーのルイス・ハミルトンです。

 

タイトル Jack Whitehall Still Can’t “Let It Go”
ジャック・ホワイトホールがまだ”Let It Go”できない話

 

司会者: Talking about joining big franchises, were you very nervous Jack Whitehall joining a big Disney franchise like Frozen?

大きいフランチャイズに出るといえば、ジャック、Frozenみたいなディズニーに出るのは緊張した?

※フランチャイズ=莫大な予算で作られるシリーズ映画。ディズニー、スターウォーズ、ハリーポッターなど。

ジャック : yes, so Frozen… I was very excited when the call came in because I’m a massive Disney fan and Frozen called me up that we’re making this film we’d love you to be a part of it. I was like ”yup sign me up and which princess am I playing?”

うん。そうだね…Frozen… 電話がきた時は本当に興奮したよ。僕はもうディズニーの大ファンだから。電話がきて映画を作っているから出て欲しいって言われたんだ。「はい、契約してください!僕はどのプリンセスの役ですか?」って感じだった。

(観客笑う)

I played a troll in the film and I have one line in the film but I was like “I’d love to do it” and I learned my line and I went absolutely… I’m not….

トロールの役をやったんだ。セリフは1行だけだったけど「絶対やりたい!」と思って、セリフを覚えて…そして、まぁ、

ユアン・マクレガー: You nailed it.
完璧にやったんだね

ジャック:I absolutely nailed it. it was so good and then I told everyone that I was in frozen I did a press junket in front of the poster. I was so excited and six months later popped on the black-tie went down to Odeon in Putney. it wasn’t premier it was a mistake.

そう、バッチリだった。本当によかった。だからみんなに映画に出るって言って、ポスターの前でインタビューまでやったんだ。本当に嬉しかったよ。半年後、黒いネクタイをしてパトニーのオデオン(映画館)に行った。ちなみにそれはプレミアじゃなかった…間違えたんだけど。

(観客笑う)

I watched the film got to the end and the line wasn’t there.

最後まで映画を見ても、僕のセリフはどこにもなかった。

 

(観客びっくり)

 

I called my agent and I was like “there must be kind of mistake, this must be some different directors’ cut that I’ve seen” and she went “Oh no I forgot to tell you. I got an email about this, they said that they have reduced your part in the film to a non-speaking role.”

だから事務所に電話をして「これは何かの間違いだよね、僕が見たのはディレクターズカット版か何かだよね」って聞いた。そしたらこう言われた「あぁ言うの忘れてた。メールが来てた、あなたの役を 喋らない役に変更しました ってね」

 

 

ジャックIn an animation !?

アニメなのに!?

 

(観客爆笑)

 

What the worst thing is, they’ve become the biggest film ever and I love the film, every time I watch it it’s like getting an icy dagger to my heart and song as well it’s like they’re heckling me.

最悪なのはさ、あれがすごい人気の映画になってまぁ僕も好きなんだけど、毎回見る度に氷のナイフで心を刺されてるみたいなんだ。あの歌もそうだ、僕のことをからかってるみたい。

 

ジャック歌う

Let it go〜♪

 

NO——————!!!!!!!!!
I won’t!!!!!

いやだよ!!

 

(観客爆笑)

 

司会者But your character was still in it?

でも、キャラクターは映ってるんだよね?

ジャック:Yeah you can see the character and he goes to open his mouth and it cuts away. Loki the troll, he even had a name!

そうだよ、しゃべろうとして口を開けた途端にカットされるけどね。トロールのロキ。ちゃんと名前まであったのに!

 

(観客爆笑)

 

か、かわいそう…。
バッチリ蝶ネクタイまでして映画を見に行ったのに、自分の役が出てこないまま終わるなんて。

 

以上、ジャック・ホワイトホールがまだ “Let it go” できない話し
でした。(let it goの説明?あとでちゃんとします)

インタビューで出てきた英語

massive
もともとの意味は「とても大きい、とても重い」です。好きな気持ちの大きさを表して、大ファンなんだ!(I’m a massive Disney fan)と言っています。同じ使い方でhugeもあります。

pop on
「衣類を身につける」のカジュアルな表現です。put onもあります。

nail it
完璧にやってのける
nailは爪の他に「釘」の意味もあります。
nail を動詞で使うと「釘をうつ」で、小さい釘のちょうどいいところに当たると上手く打てるから、完璧にできる、上手くいくという意味になった…? 推測です。

heckle
野次る、邪魔する、からかう

色々な意味がある let it go

十分面白いインタビューでしたが、Let It Go の意味がわかればきっと大笑いできます。

歌では「ありのままで」と訳されていますが、もちろんあれは意訳です。
ただでさえ英語の意味にぴったりくる日本語を探すのは難しいのに、メロディーに合うように訳すなんて、想像できないくらい大変な仕事だったと思います。

 

let it goはそもそもどんな意味があるのでしょうか。

letの意味は、〜させる

itは漠然としたものを指してるので、状況によって変わります。

let it go
itをgoさせよう。

it(何か自分が置かれている状況や悩み)をgoさせよう。

何か自分が置かれている状況や悩みを、どこかに行かせよう。

抱えているものを手放す、もしくは、何もせず状況を放って置く感じ。

忘れよう、水に流そう、諦めよう、もう考えないようにしよう、放っておこう、こんな意味があります。

 

ケンカを止めようとした人に”let it go”と言えば、
「放っておけ」となります。

終わったことに対して文句を言う人に”let it go”と言えば
「もう忘れろよ」とか「諦めろ」です。

 

トロールの役の例で説明すると、
歌を聞くたびに「張り切って演じた役がカットされた」ことを「let it goしろよ (忘れろ!諦めろ!)」と言われているようなので、あの歌が自分をからかっているみたいだ言っています。

本当にすごい皮肉ですよね。笑

ちなみに先ほどのインタビュー、英語で聞いた方が文章で読むより面白いです!
発言のタイミング、表情、お客さんの反応など最高です。

 

アニメなのに喋らない「ロキ」はこちらだそうです。本人のツイッターより。

 

Let it goの歌

以上を踏まえて歌の”Let It Go”を大まかに訳してみます。
あくまで個人的な見解です。

let it goはあえて日本語にしません。

悲しげな1番

まずイントロは悲しそうです。

The snow glows white on the mountain tonight
Not a footprint to be seen
A kingdom of isolation,
And it looks like I’m the Queen.

 

雪は白く輝いて山につもり、足跡は一つも見えない
孤独の王国、私はまるで女王みたいね

 

The wind is howling like this swirling storm inside
Couldn’t keep it in, heaven knows I tried

心の中のように風が吹き荒れている
抑えられなかったけど、神様は私の努力を知っているはず

 

Don’t let them in, don’t let them see
Be the good girl you always have to be
Conceal, don’t feel, don’t let them know
Well, now they know

知られてはいけない、見られてはいけない
いつもいい子でいなきゃいけない
隠して、感じないように、誰にも知られないように
でも、もうみんな知ってしまった

 

Let it go, let it go
Can’t hold it back anymore
Let it go, let it go
Turn away and slam the door

let it go, let it go
もう抑えるのは無理よ
Let it go, let it go
背を向けてドアを閉めてしまおう

 

I don’t care
What they’re going to say
Let the storm rage on,
The cold never bothered me anyway

みんなが何を言うかなんてどうでもいいわ
嵐でも吹き荒れればいいのよ
寒さなんて気にしないわ

 

「特殊な能力をみんなに知られてしまった」ことを、もうどうでもいいわ、みんな好き勝手に言えばいいじゃないと投げやりに見えます。

もう諦めよう、なるようになれという意味の let it go かな

 

と思ったのですが、

 

もう一度映画のシーンを見ると、サビに合わせて自分の力を使い始めたので、
今まで抑えていた力を表に出して(=let it go) 隠す必要がないから好きなように使ってみよう
という意味も有りそうだなぁと思いました。

前向きな2番

間奏から音楽が少しずつ明るくなっていきます
It’s funny how some distance
Makes everything seem small
And the fears that once controlled me
Can’t get to me at all

離れてみると全てが小さく見えて可笑しいわ
前に感じた怖れはもうちっとも私を悩ませない

It’s time to see what I can do
To test the limits and break through
No right, no wrong, no rules for me
I’m free

何ができるか確かめたい
限界を越えてみせる
正しいことも、間違いも、何もルールなんてない
私は自由よ

(エルサ階段を駆け上がって行く)
Let it go, let it go
I am one with the wind and sky
Let it go, let it go
You’ll never see me cry

 

Let it go, let it go
風も空も私のもの
Let it go, let it go
もう泣くこともないわ

 

Here I stand
And here I’ll stay
Let the storm rage on

私は自分の足で立ってここで生きて行くの
嵐を巻き起こしましょう

(エルサ、氷でお城を作り始める)

 

2番は今まで自分を縛っていたルールや立場を手放して(=let it go)自分らしく生きて行こう、と歌っているように見えます。

 

そのあと、氷のお城を完成させ、服を変え、髪をおろし
let it go♪とまた続きます。

 

歌の後半で自分らしく生きようと決めたエルサの様子から「ありのままで」という訳につながったのかなと思います。

 

ということで、もう一度映画を見て幻のトロール「ロキ」を探し、let it goを聞いてみてはいかがでしょうか!

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