文法

文法の勉強をする前に『日本語と英語の違い3つ』を知ろう

英語の勉強の中で「文法」が苦手な人は多いと思います。

学校では英文法の勉強をしてきました。英語を話したいと思ってから文法の勉強を始めた人もいるでしょう。

SVO文型や目的格がどうだとか..。確かにそれも大事なのですが、

文法用語を覚える他にまず日本語と英語の違いは考えたことがありますか?

英語と日本語は言語的距離がとても離れていると言います。

簡単に言うと、両者は違いすぎる言語ということです。

(日本語と言語的距離が近いのは韓国語、英語と距離が近い言語はヨーロッパの言葉です。)

突然英語の文法の勉強を始めるよりも、日本語と英語では何が違うのだろう?と言語間の違いに目を向けると英文法の勉強がやりやすくなると思います。

 

文法が苦手な人の気持ちを少しでも和らげるために、まず日本語と英語の文法の「違い」を説明します!

そもそも英語はこういう言葉なんだと思うと気が楽ですし意外と面白いですよ。

まずはじめに。英語と日本語は違うもの!

最初に、気持ちを楽にして欲しいのですが、日本語と英語は全く別の言語です。文の構造が思っきり違います。
それはもう、むしろ同じところがあるの?と言いたいくらいに違います。

なので、英語を勉強する時に日本語にはない考え方や、ルールが出てくるのは当たり前です。

どうして?と疑問に思ったり、わからなかったり、間違えたりするのも当たり前です。

 

だって、全然違うんだもん。

 

学校ではいきなり文法の解説が始まるのでよくわからないまま進んでいきました。
そしてテストで間違うと×がついて戻ってくる。
嫌になりますよね。

今までは単語も文法も無理やり覚えてきました。
無理やり覚えた後は疑問に思わず、機械的に当てはめて訳してきました。

でも安心してください。

ちょっとだけ違う角度から英語をみて理解を深めたら、機械的に覚えていた時よりもちょっと楽しくなるはずです。

「あぁ〜確かに!言われてみればそうだなと思うものや英語を表面的ではなく(テストのためではなく)内側から理解する(話すことに近づく)のに必要なこと
まず3つに絞って解説します!

①英語は絶対に「主語」が必要!

まず1つ目。

英語は絶対に主語が必要です。

主語というのは、文の中の「誰が」とか「何が」に当たる部分です。

日本語は主語をよく省きます。
例えば、2人で夕食について話しをするとしましょう。

は今夜お寿司が食べたいな。あなたは何がいい?」
「私」「あなた」と主語が入っています。

「今夜お寿司が食べたいな。何がいい?」
この文に主語はありませんが、これも自然な日本語です。

その場に自分ともう一人しかいなければ、いちいち「私」と言ったり相手の名前を呼ばなくても成り立ちます。誰かと話す時に「私は」「私が」なんて滅多に言いません。

日本語の特徴① 主語を省くことが多い

 

それに対して英語は絶対に主語が必要です。

どんなに分かりきっている状況でも、省けません。

上の日本語と同じ文章を英語にすると

I want to eat sushi tonight.(私は今夜お寿司が食べたいな。)

How about you?(What do you want to eat?)(あなたは何がいい?)

となります。この文から日本語のように「私」や「あなた」を抜くことはできません。

 I や you を言わずに文章が作れないのです

なぜでしょうか…?

きちんと理由があります。

主語を省けない理由はこのあと③英語は言葉の順番と位置にルールがある!で説明します。

 

そして人や物だけではなく、状況にも主語を言わなくてはいけません
It‘s hot! (暑い!)やIt’s easy(簡単だよ)などありましたよね。

なんでいちいち “it” を言わないといけないんだろうと学生時代に疑問に思いましたし、「それは暑いです」と訳す時は書いたかもしれませんが、普段は日本語ではこのように言いません。

でも英語ではこのitが絶対に必要です。いきなり hot! なんて言うと変です。

英語は絶対に主語が必要で、省略はできません!
そういう言葉なんだと、日本語とは違うんだな、と思ってください。

①のまとめ

・日本語 → 主語を省略【できる】
・英語  → 主語を省略【できない】

②英語は主語が変わったら動詞の形が変わる!

①は英語は主語を省略できないというお話しでした。

次は主語につられて動詞の形も変わるという話しです。

まずは日本語から見ましょう。

私はいちごが好き
トムは野球が好き
子供たちはチョコレートが好き

まずそれぞれの主語は何でしょう。
私、トム、子供たちです。

主語は全部バラバラで違いますが(私、トム、子供たち)
動詞は全部「好き」の1パターンです。

日本語の特徴②主語が違う時でも動詞の形は同じ

ところが、英語は主語が違うと動詞の形が変わってしまいます。
上の文を英語にすると

I like strawberries.
Tom likes baseball.
Children like chocolates.

2番目だけlikeのあとにsがいる。
三単現のsってやつですね。

忘れていても気にしないでください。三単現のsが大事なのではなくて
英語は主語が変わると動詞の形がちょっと変わることがあるよってことが大事です。
(上の文はlikeにsが足されています。他にはdoにesがついてdoesとかもありますね)

意味が同じなのに形が変わるなんて…面倒だ。
面倒ですが仕方がないです、英語はそういう言葉なんです。
(私たちが普段意識しないで使っていることも、外国人からすると面倒で複雑だと思われているのでお互い様です!)

余談ですが、カナダのホテルで働いていた時に
カナダにきて5年の面倒見がよくて優しいインド人のおばちゃんがいました。
そのおばちゃんはよく “He don’t know” などと言っていました。

本当はHe doesn’t knowです。
でも He don’t know でも意味は分かりますし、周りのカナダ人も指摘しません。

正しい文法で喋る方がもちろんいいですが、
間違えても「あぁ間違えちゃった、次気をつけよー」
これで十分です。

形が違うだけで意味は一緒なんだから伝わります。
テストでは×がつくけど、気にしすぎるほどのことではありません。

 

そういえばbe動詞も主語によって変わっていました。
I なら am
He なら is
We なら are

英語は主語が変わると動詞の形が変わる言葉だからです!

be動詞については別記事がありますのでリンクを貼っておきます。意外とあやふやなまま丸暗記をしてきたbe動詞を見直して観ましょう。

3分でわかる【be動詞】be動詞の意味は「〜です」ではない。基本的な使い方3つ!中学校で最初に習うbe動詞。今更そんなもの...be動詞なんてわかってるよ、と思うかもしれません。だけどちょっとだけ考えてみましょう。私...

②のまとめ

・日本語 → 主語によって動詞の形は【変わらない】
・英語は → 主語によって動詞の形は【変わることがある】

 

③英語は言葉の順番と位置にルールがある!(超重要)

最後です!めちゃくちゃ大事です!!

英語は順番や位置が崩れたら意味不明になります。

日本語はどんな順序で言おうとも意味が通じます。

 

今回も日本語と英語を見てみます。
②で使った例文
I like strawberries.を使います。

 

・私はいちごが好き。
普通の形。

・私は好き、いちごが。
これもOK

・いちごが好き、私は。
これでもOK

 

全部意味が分かります!
日本語は助詞(は、が、を、に、へ など)があるので、順番は好きなようにできます。

日本語の特徴③ 言葉の順番は好きにできる

それに対して英語は…

順番はきっちりと決まっている。

I like strawberries.の1パターン。

これしかありえません。

I strawberries likeや
Iike I strawberries は意味不明です。

strawberries like Iだと
「いちごは私を好き」となり、ちょっと気持ちが悪いです。
(Iじゃなくてmeになるはずだし)

 

英語には言葉の順番にルールがあります。

文の最初には主語しか置けない。

主語の次には動詞しか置けない。

動詞の次は…
もし「食べた」なら「何を」
もし「行った」なら「どこへ」
もし「会った」なら「誰と」

次にくる内容は必然的に決まってきます。

 

①で説明した「英語は絶対に主語が必要!」な理由は

『言葉の順番にルールがある英語では、最初に主語を置かないと文章を始められないから』です。

だから主語が必要なんです。

 

助詞がない英語は、日本語と違い、順番を好きに変えることができないので
みんなが理解できるようにルールが必要です。
これはガッチリと決まったルールです。

 

このルールを崩すには、それ相応の理由が必要です。
(平常心ではない時にあえて崩します。疑問形や命令形もその一種で、わざと普段の言葉の順番ルールを破ってみんなに注目して欲しいんです)

③のまとめ

・日本語 → 言葉の順番に【決まりはない】
・英語  → 言葉の順番が【決まっている】

 

言葉の順番にルールがある。
主語の場所が決まっている、動詞の場所が決まっている

 

英語には言葉の順番にルールがあって
それを崩してはいけない
ことを知って欲しいです。

 

まとめ

英語と日本語は全く別の言語です。
なんでも日本語の物差しではかったり、日本語の常識から考えようとしても上手くいきません。

英語には英語のルールがある。英語を理解しよう、話そうとするならそのルールを知らないといけません。

ふだんは何気なく話している日本語と比べながら考えたら
両言語の違うところが浮き彫りになります。

その違いに目を向けないまま無理やり暗記してきたのが、今まで「もやもやしたまま英語をやっていた原因」だと思います!

 

日本語と英語の違いまとめ!

・英語は、主語を省略できない

・英語は、主語によって動詞の形が少し変わることがある

・英語は、言葉の順番は決まっている

 

少しでも「違い」を意識して頂けたら嬉しいです!そのあとで文法を勉強するとやりやすいです。

 

英語圏と日本では言葉の他にも文化が異なります。言葉は文化により発達すると言われているので文化の違いを知ることも言葉への理解を深めるのに役に立ちます。

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英ロンドン在住(YMS), ホテル フロント→バリスタに転職/《経歴》カナダ バンクーバーでホスピタリティーを勉強→ カナダ ケロウナでワーホリ(ホテルとカフェ,100%英語環境)《やって良かったこと》 好きな気持ちと執念で英語を話せるようになってから海外へ行ったこと→カナダのケロウナでは100%英語の環境を作り上げ、もうやりきった...と帰国。 ネイティブスピーカーとの仕事や生活の中から得たことを、英語や海外生活に興味のある人の役に立てたいと思います。