単語

goの意味は「行く」 ではない!バナナに使うgoはどう訳す?

こんにちは、今回は単語の覚え方についてです。
機械的に単語の意味を覚えると損してますよ!というお話です。

 

突然ですが問題です!

goという単語をバナナに使う時はどう訳すでしょう?

Banana go bad.

バナナは…行く?

どこに?

答えは後ほど。

 

話しを戻して

単語の覚え方についてですが

今まで単語を覚える時、こういう風に覚えませんでしたか?
〇〇(英単語)=〇〇(日本語)
教科書も単語帳もこのスタイルです。簡単な単語ならすぐに意味が出てくるのではないでしょうか。

 

でも実は…

 

英語と日本語を=で結ぶ覚え方は危険です。

なぜなら、辞書や単語帳に載っている訳がぴったり日本語に合うわけではないからです。むしろ日本語と英語で完璧に対になっている物は少ないです。

おすすめなのは英単語のイメージを知っておくことです。

簡単な単語 “go” を使って説明します。

そもそも、goの意味は?

 

goの意味は何でしょう?

「行く」これはすぐ出ますよね。

 

あとは?

 

えーっと…何だろう…

 

 

 

“go”の意味を英英辞典で調べてみました。英語は飛ばしてOKです!

to move or travel to a place that is away from where you are now”

MACMILLAN Dictionary

 

今いるところから離れた場所に動くことこれがgoの意味だそうです。

今いるところから違うところに動くので「行く」という意味になるんですね。

“go”は心の動きにも使える!

「今いるところ」というのは、物理的な場所とは限りません。

実際に体が動く場合だけではなく心が動く場合にも使えます

心が「今ある状態から離れた状態に動く」時はネガティブな方に動きます。

例えば…

I go crazy 気が狂う

今ある状態(平常心)から離れたところ(狂った状態)に動くということです。

もし「go=行く」 しか覚えていなかったら
“I go crazy” や “I go mad”(同じく「気が狂う」の意味)と聞いた時になんのことかわからないと思います。

”go”は物にも使える!

それからgoは物にも使えます

そもそも「行く」なんて人が主語の時じゃないと使えません。

 

ここで一番最初の問題を思い出してください。

“goという単語をバナナに使う時はどう訳すでしょう?”

 

答えは↓

Bananas go bad if you leave them for a long time.
ずっと置いておいたらバナナが腐るよ

Bananas go badで
バナナが悪くなる、でした。

バナナが今ある状態(普通の黄色い状態)から離れた状態(茶色くなって腐った状態)になるよと言っています。この場合もネガティブな方に動きます。

 

これもgo=行く とだけ覚えていたら、バナナに足が生えてどこかに行くと思ってしまいそうです。笑

 

Food go bad easily in summer.
夏は食べ物が傷みやすい(悪くなる)

 

今までより少しイメージが掴めたでしょうか?

もし上手く訳せなかったとしても、goというのは「今いるところから離れる」んだなぁと知っていれば意味はつかめると思います。

・英語と日本語は、1対1の訳にはならない
・英単語には、訳には表しきれない意味が隠れている
・聞いて理解するだけなら完璧に訳さなくてok

 

“go” は「行く」で “come” は「来る」!?

goの話しでもう一つ。

こんな場面を思い浮かべてください。

 

お母さん「ご飯できたよー早くおいでー!」

子供「今行くよ!」

 

これを英語にすると

 

母 “Your dinner is ready! Come on!”

子供の「行くよ!」の返事は英語でどうなるでしょう?

 

 

I will go!

 

でしょうか?

 

 

“I’m going!”

 

 

 

でしょうか?

 

 

 

残念…

 

 

 

 

 

正解は”I’m coming!”

 

goは行くでcome は来るじゃないの?と思いますよね。しかもgoは「今いる場所から離れて違うところに動くこと」と説明しました。この場面はまさにそうです。自分の部屋からリビングに移動しようとしています。

ではなぜここではcomeなのでしょうか。

 

 

 

ヒント:基準にする物が日本語と英語では違う。

 

 

 

 

日本語は『自分』が基準です。自分がどこかに動く時は「行く」ですし相手が動く時は「来る」です。

英語は『話題になっている場所』が基準です。

上の例では「話題になっている場所」は「お母さんがいる所」です。そこから見ると、子供が「来る」のでcomeという訳です。もしここでgoを使うと話題の中心地から離れてどこかに動くことになるので、一体どこに行く気なの!?とお母さんはびっくりしてしまいます。

 

※カナダ人の友達に聞いたらgoingを使える状況もあるそうです。

I’m going as fast as I can!
できるだけ速く行くよ!

「速く行くとか何か条件があったら、まぁ…goも使えるかなぁ。でも普通はcomeだね」と言っていました。

 

教科書に載っているgoの訳は「行く」だけかもしれません。ですが、どの単語にも日本語の訳だけでは想像できない、もともとのイメージがあります。それを少しでも知っておけば、実際にネイティブスピーカーが使った時に彼らがどういう気持ちなのか、何を言いたいのか理解しやすいです。それを理解できるということは自分が話す時にも口からさらっと出てきやすいです!

 

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英ロンドン在住(YMS), ホテル フロント→バリスタに転職/《経歴》カナダ バンクーバーでホスピタリティーを勉強→ カナダ ケロウナでワーホリ(ホテルとカフェ,100%英語環境)《やって良かったこと》 好きな気持ちと執念で英語を話せるようになってから海外へ行ったこと→カナダのケロウナでは100%英語の環境を作り上げ、もうやりきった...と帰国。 ネイティブスピーカーとの仕事や生活の中から得たことを、英語や海外生活に興味のある人の役に立てたいと思います。